About LINKY

 京都で生まれ育った私たちは、観光地の街角で、電車やバスの中で、
時には学校を訪れるお客さんとして沢山の外国の方と接し、
世界中には色んな国があって、様々な民族の人たちが生きていることを学びました。
 だからこそ、もっともっと世界を知って、世界中の人たちと仲良くしたいと思うのです。
でも、半年前まで戦争の中で暮らして来たスリランカの子ども達は、
自分たちの国以外にどんな国があって、どんな暮らしをしているのかさえ、知る機会がないのではないでしょうか。
京都の子どもとして今日まで育ち、大人の世界の入り口に立っている私たちは、
この京都で学んだことをスリランカの子ども達に伝えたいと思い、
また、日本の子ども達にも、世界には自分たちの友達がまだまだたくさんいることを知ってもらいたいと考えました。
そして、高校生の私達は、今年3月にスリランカへ行くことを決意しました!

インド洋に浮かぶ島、スリランカ。
スリランカの言葉シンハラ語で、Sriは「光り輝く」、Lankaは「島」を意味します。
国民の7割を占めるシンハラ族(仏教徒)とタミール族(ヒンズー教徒)の間で
約30年間にわたってつづいていた対立・内紛が、今年の春に終わってスリランカにもようやく平和な時が訪れました。

しかし、内戦で荒れ果てた国土が復興し、本当の平和と幸せな日々が訪れるのは まだまだ先。
政治も経済も、そして教育の分野も、これから本当の国づくりが始まります。
そして、その未来の国づくりを担うのが、子ども達です。

スリランカの未来に向かって立ち上がろうとする子ども達。
いま、ようやく学校に通うことができ、勉強の喜びを知った子ども達に、
未来への明るい希望を届けたい! スリランカの子どもたち1000人の笑顔が見たい!


自分たちができることを、楽しんでもらえることを通して、自分たちとあなたを繋ぎたい。


−思いは伝わる・想いは繋がる−



世界のこどもたちに「今日は楽しかったなあ」と眠れる一日を。
明日のわたしたちに「今日も頑張ろう」と思える感謝をのせて。

2009・8/30 LINKY